【5Force分析】自社を取り巻く力関係を把握し、ビジネスの視野を広げる

インドで働くビジネスマンのためのMBA入門講座

5Force分析を使いこなすための3つのポイント

5Force分析を使って精度の高い、実務に生きる分析結果を導き出すために下記のポイントに意識を向けて欲しい。

1. 業界分析をしていることを忘れない
PEST分析同様、外部環境分析に慣れていないとついつい「業界」を「自社」に置き換えてしまう傾向があるので要注意だ。
業界分析をしているというマクロ的視点と分析している時期を押さえ続けるようにしたい。また一部PEST分析と重複する分析事項も出てくるが、PEST分析と比較し、5Force分析はややミクロ的に分析している点が違うことを念頭におく。

2.「業界における魅力度」とはなにかを正しく理解する
5Forceは、業界における魅力度を図るフレームワークであると解説したが、この魅力度がなにかを具体的に押さえたい。

ビジネスにとって魅力的とはなんだろうか?シンプルに言えば、儲かる業界なのか・儲からない業界なのか?に尽きる。5Force分析の「問い」が何であるかを押さえ続け、結論(仮説)を導き出そう。

3. 「業界定義」は一つに限らない
5Force分析を実施するにあたって、「業界」と「時期」の定義をすることが重要である。しかし、実際に、自社の存在する業界分析をしてみると、この定義は複数に渡ることに気づく。

まずは、大きく業界の定義設定をし、分析してみよう。その後、業界定義を細分化していき、いくつかのパターンで分析することでなんらかの仮説が見えてくる。

5Force分析を使ってビジネストークの切り口を増やす

外部環境分析であるPEST分析や5 Force分析は、実務では使われる頻度が一般的に少ない。マーケティング部署に所属している人でさえ、日常的に使うフレームワークは3C分析であったりする。

5 Force分析を日常的に取り入れ、実務に活かす方法として、取引先とディールをする前に使ってみて欲しい。どんなビジネスマンでも相手の会社情報くらいは事前にリサーチしていると思う。

トークにもっと広がりと深みを見せたいビジネスマンにオススメしたいのが、5Forceの5つの視点だ。5Forceはビジネス環境をシンプルに把握するフレームワークとして非常に長けている。

この5つの視点で事前に業界リサーチを実施しておけば、大概のビジネストークは乗り切れるだろう。むしろ、お、こいつちょっとわかってるな、勉強してるなと思わせることさえできるかもしれない。

マーケティングフレームワークをただの知識にとどまらせず、実務で活かせているビジネスマンは、日々の習慣化から始めている。



本コンテンツは、Siva-station主催インドで働くビジネスマン向け「MBA入門講座 マーケティング基礎」の一部内容を抜粋したものである。
 

記事監修/見上真生

2015年グロービス経営大学院卒(MBA)。インドで働くビジネスマン向け「MBA入門講座」のファシリテーター。
 

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