インド企業の挑戦!インドの建設現場で日本のスタンダードを実現

Weworkで働く人をインタビュー

インドでも拠点を拡大し続けるコワーキングオフィスWework。ここには大企業からスタートアップまで、多様な業種と職種の人々が行き交う。
本特集では、Weworkで働く人々をインタビュー形式でご紹介していく。

Digital TRP 社
Mayank Pathak 氏 [COO]


日系大手建設企業で7年間、30以上のデリーNCRの建設プロジェクトに参画。その後、建設業向け基幹システムの開発と現場のプロジェクトマネージメントをサポートするTRP社のCOOに就任する。

日系建設企業でのナレッジをインドの現場へ

Mayank氏は日系大手建設企業で7年間、プロジェクトマネジャーとして従事した経験を持つ。当時の体験を聞くと「日系建設企業で働く人たちは、安全管理、時間管理、品質管理が徹底されていて、そこからたくさんのことを学んだ。たくさんの素晴らしい人に出会い、楽しい思い出しかない。」と、満面の笑みで語る。

TRPという社名はTransparent and Real time project management から由来している。見積もり、仕入れ、現場の進捗、支払いまで自社開発のシステムを使って、顧客に透明性をもって、オンタイムに共有したいという想いからだ。日系企業レベルのクオリティをインドの建設現場にも再現することがMayank氏のミッションである。

インドの建設現場に適した基幹システムを自社開発

今回、Mayank氏はTRP社が開発した基幹ソフトの全容を丁寧に説明してくれた。その中で、筆者が最も興味を持ったシステムは、不正ができない仕組みだ。

具体的に言うと、レポート用の写真はオンタイムでしかアップロードできないようになっている。手順としては、まず、現場監督は自社アプリケーションをスマホで開く。自分のプロジェクトをクリックし、写真機能ボタンを押す。ここでやっと写真撮影することができる仕組みである。過去にとった写真や、他社から転送された写真などはアプリケーションには使えない。現場からの偽装報告やタイムラグのあるレポートがそもそも作成できない仕組みになっているのだ。
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