インドものづくりDXに迫る!~日本の中小企業が知るべきデジタル化の波(後半)

【写真:SwitchOn 共同創業者 アニルダ・バネルジ氏】
 

【写真:Hoshitry Impact LLP 代表パートナー 阪口史保】


SwitchOnは、インドの国立工科大学卒業後にサムスン電子やNVIDIA等での勤務経験を経たアニルダ・バネルジ氏が2017年に共同創業し、現在は20名の規模となっています。

同社はものづくりの複雑な生産ラインの状況をリアルタイムで把握して、不良品発生を検知・予知し、効率的な人員配置を実現するIoT×AIソリューションを開発し、インド及び米国の自動車製造業や消費者商品製造業でそのソリューションが導入されています。
 


(SwitchOn資料より抜粋)

同社プロダクトのスイッチオンザビエルは、ランダムチェックやバッチ生産毎の画像検査等では時間がかかる、精度が低い、また廃棄ロスが発生するという課題に対処するため、全品検査を超高速でリアルタイム処理するAIソリューションにより、劇的に製品の不良率を減らすことを可能にしたデジタルツインプラットフォームです。

IoTセンサーが収集したデータを用いて工場内の機器の稼働状況をデジタル空間のレプリカとして再現しデータ分析やシミュレーションを行う、‘デジタルツイン’によるAIモジュールを構築し、工場内の一つの生産ラインから始まり、工場全体の生産効率の可視化にまで展開可能なプラットフォームを提供することで、品質向上や遠隔監視だけでなく生産計画や予知メンテナンスにも用途を展開してDX化に取組むことを可能にしています。

現在、溶接とプレス加工分野、高速表面検査用途において事業展開しており、このAIの他分野に応用していくことで市場拡大を目指しています。

同社のデジタルツインプラットフォーム特徴は、

デジタルツインにより、初期投資を抑えたIoT×AIソリューションの柔軟な導入が可能。
エッジコンピューティングにより、超高速のリアルタイム処理による品質検査が可能。
ビジュアル(カメラ)センシングだけでなく、他のセンシング技術やIoTデバイスと連携可能なプラットフォームである。

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