パラレルワールドが共在するインドを紐解く④ インド国憲法の草案者、アンベードカルとインド仏教、そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人

Shiva-Station LIVE「インド最前線」vol.15


ゲスト紹介

坂田マルハン美穂氏(ライター/エディター/レポーターなど)

福岡市出身。梅光女学院大学(現梅光学院大学)文学部日本文学科卒業後、上京。編集プロダクション、広告代理店で海外旅行関連のガイドブックや雑誌など、印刷媒体の制作に携わる。フリーランスとして独立後、1996年に渡米。ニューヨークでMuse Publishing, Inc.を起業。日系企業を対象に広告、印刷、出版関連の業務を行う。また季刊誌『muse new york』を発行。2001年、アルヴィンド・マルハンと、ニューデリーで結婚。2002年、ワシントンD.C.に移転。ニューヨーク生活を描いた短編集『街の灯』(ポプラ社)を出版。『muse washington dc』を発行。2005年、カリフォルニアでの生活を経て、南インドのバンガロールに移住。2008-09年はムンバイと二都市生活を送る。新聞や雑誌のコラム執筆、ラジオでのレポート、視察旅行のコーディネーション、セミナー、市場調査など、日印を結ぶ多彩な仕事に携わる。2012年6月「Muse Creation」(NGO)を開設、バンガロール在住の日本人ともに社会貢献活動を開始。
 

トークのポイント


昨年、ZOOMの利用が急増する中、柴田氏より、『Shiva-Station LIVE「インド最前線」』にて、セミナー実施の機会をいただいた。当初の打ち合わせでは、インドの多様性の実態、政治や宗教、日印の歴史といった概要(必修編)は1回でまとめ、衣食住それぞれをテーマにしたライフスタイル&ビジネスの話を3回、という構成にする予定だった。

しかし、「インドの概要」が終わらぬまま、気がつけば4回目。資料を再構成すべく諸々の事象を再検証するにつけ、次々に新たな事実が掘り起こされて、情報は益々増えていく。どうしたものかと悩みつつも、オンラインでのセミナーは、動画に残してじっくり見直してもらうこともできる。ゆえに、あまり端折ることなく、今回に至った。

さて、4回目のテーマは、冒頭にある通り。ダリット(不可触民)出自でありながら、想像を絶する勤勉さと努力と精神力とで道を拓き、ネルー内閣の法務大臣に就任。インド国憲法の草案を作成した偉大なる人物、ビームラオ・アンベードカルをご紹介。彼が仏教改宗に至った背景を説明するとともに、それを現在も受け継ぎ、「インド人」となって半世紀もの間、身を賭して迷える人々を導き、救い続ける日本人僧侶、佐々井秀嶺上人について言及する。

坂田は2018年4月下旬の仏陀生誕祭の折、数奇な経緯でナーグプルを訪れ、佐々井秀嶺上人と行動を共にさせていただく幸運を得た。また、同じ年の11月、年に一度の一時帰国の際、やはり日本に一時帰国されていた佐々井秀嶺上人と、増上寺で再会の機会をいただいた。重なる偶然の導きを思いつつ、今回も個人的な体験談も織り交ぜながら、お話をしたいと思う。
 

チケットのご予約はこちらから:https://shiva-station-vol15.peatix.com/view

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