日本で就職する方法:キャリアをデザインしよう

(この記事は、日本で働くことを目指すインド人のための就職エージェントEIJ Careerのウェブサイトに掲載された記事を和訳したものです。)  

もしあなたが20~30代の若くて野心的なエンジニアで、全く新しい未知の文化に触れることでキャリアの成長と同時に自分自身の成長を望んでいるのであれば、日本はあなたのキャリアの戦場として最適な場所です。

アメリカやイギリスのような人気のある就職先は、インド人の間ではいまもなお人気がありますが、これらの国はビザの発給条件を引き上げるなど、入国管理を厳しくしています。一方、日本は国内の労働力不足を解消するために、外国人人材の登用を開始しています。事例によっては信用度や経済的な理由で過去に日本のビザ申請が却下されていたようなケースが、日本政府がビザ規制をこれまでにないレベルにまで緩和したことで、今では却下されることはありません。

今後10年で、両国政府による公的支援やインセンティブを受けて、日本で働くインド人がさらに増えることは間違いありません。また、アーリーカマーとして日本でキャリアをスタートさせる人たちは、周囲でダイナミックな社会の変化を見ることができるでしょう。それは本当に素晴らしいことです。

日本で働くために必要なスキル

日本で働くという目標を立てたら、まずは自分が持っているスキルを見直しましょう。仕事の機会を得るためには、日本語能力と、技術的な分野での実務経験(ソフトウェアであれ機械工学であれ)の2つが必要不可欠です。

日本でもインドの新卒者向けの仕事があるかもしれませんが、その可能性は非常に低いです。IITのようなトップの技術系大学を卒業しているか、技術力を証明できる非常に優れた実績を持っている人などの例外を除けば、ほとんどの日本企業は日本語能力と技術的な仕事の経験の二つのスキルを求めています。採用選考に関しては、前者のスキルの方が後者よりも妥協することは非常に少なく、外国人の日本就職市場への最初の入り口が非常に狭き門であることに変わりはありません。
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