インドEコマース上の売上げ、2022年までに800億米ドルの予想

インドのEコマースセクターは次の数年間にも強固に伸びることが予測されており、2022年までに800億米ドル(約8.5兆円)にまで伸びることが予測されている。

バンガロールに拠点を置くコンサルティング会社のRedSeerによると、今年のお祭りシーズンの売上単体だけで80億米ドル(約8500億円)を記録しており、9月末から開始された6日間のセールだけで30億米ドル(約3200億円)もの総流通額を記録した。昨年同時期のセールと比較して30%との伸びとなっており、10月だけで60億米ドル(約6400億円)の売上が期待されている。

RedSeerダイレクターのMrigank Gutgutia氏によると、「全体の見通しはとてもポジティブだ。インドのEコマースベンダーたちは商品カテゴリーの追加、アクセスしやすいプラットフォームの改善などをしてセールスボリュームを上げようと必死になっている」と言う。
「中国ではEコマース上での1日セール開催時に250億米ドル(約2.6兆円)の売上があり、インドはまだ巨大なポテンシャルを残している」とGutgutia氏は加える。

RedSeerの予測では、インドのEコマース上での総売上は2019年度320億米ドル(約3.4兆円)になるとされており、2018年度から33%の伸びとなっている。2018年度のこのお祭りシーズン期の売上は約23億米ドル(約2500億円)であり、年間総流通額の9%を占めた。

Amazon社やFlipkart社を含むEコマースベンダー達は地方都市であるTier2、Tier3、更にインド全土の小さい村などの潜在カスタマーにどのようにリーチ出来るかの戦略を模索中である。

複数のEコマースベンダーは個人事業主、主にチャットアプリWhatsAppで経営している女性達のグループに着目している。彼女たちは独自の言語を使い、ユーザーインターフェイスの改善から購入者を増やそうとしている。ほかにもビデオベースのプラットフォームを使用し、ゲームやエンターテイメント要素を盛り込んだオファーもしている。

「これら全てがインドのEコマースセクター市場の急成長を後押しするだろう」とGutgutia氏は言う。「もし全てがうまくいけば、来年のお祭りシーズンは素晴らしい売上が期待できる」とインドのEコマースパイオニアであり、Again Drinkの共同創立者であるK. Vaitheeswaran氏は予測する。

ドル、円為替レートは2019年10月10日現在

〔参考元〕
The Hindu
India’s e-com sales to cross $80 bn by 2022

 
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