インドの企業、完全な在宅勤務をしている人は10人中7人との結果に

在宅勤務
インドで働くビジネスパーソンの10人中7人が、現在の状況が正常化するまで会社から完全な在宅勤務を認められているという。睡眠・ホームソリューション企業のWakefitが実施した調査で明らかになった。

この調査(第2版)は、インドのビジネスパーソンの健康状態に関するデータを分析する目的で実施された。データは企業が取るべき予防措置や従業員が感じている懸念など、興味深いトレンドを映し出した。

報告書によると、職場に戻ることに不安を感じると回答した人は全体の79%もいた。新型コロナの感染拡大という不確実な状況に直面する今、企業が毎月ベースで在宅勤務の規定について情報共有をしてくれていると回答した人は全体の57%に上った。

本調査はインド全国から約2,000件の回答を得られた。従業員の59%が在宅勤務に満足していることも明らかになった。驚くべきことに、職場復帰したいと感じている人の割合は41%と顕著なことも分かった。これは、特に45~60歳の年齢層では53%と高い。その一方で、 60%の人は企業が取る健康・衛生管理対策に完全な自信を持てないと回答しており、不安が残るようだ。このほか、新型コロナ感染拡大後の仕事量の増加(72%)や通勤への不安(68%)も、懸念に感じることに挙げられた。

これらの不安を軽減するには何が必要かとの問いには、40%が適切な社会的距離を確保する措置が健康上の最優先事項だと回答した。また、企業が取る安全対策の明確な情報共有(68%)や、業務量・給与・雇用の安定性などに関する情報の透明性(68%)が、従業員のストレス軽減の助けになるようだ。  

「新型コロナがもたらしたロックダウンは、在宅で働く人々の不安感を増大させた。感染への恐怖やインド国内の感染件数の着実な増加から、通常の勤務形態に戻ることを多くの人がためらっていることが分かった。このような状況下では、企業は従業員に対して誠実に、重要な決定事項は全て情報共有することが最善策であると私たちは常に信じている」と、Wakefitの共同設立者であるChaitanya Ramalingegowda氏は述べる。

在宅勤務が続く状況下、従業員たちは身の安全・雇用の安心以外の面でも、 在宅勤務がもたらした実利的なメリットに喜んでいるという事実に、企業は元気づけられるだろう。ランチ後に一番眠くなると回答した人は全体の45%にのぼるが、在宅勤務では47%の人がランチ後に快適な仮眠をとることができたという。また、会議などで居眠りしないよう、34%もの人が在宅勤務でカフェインを自由に飲めることを気に入っている。さらに、従業員はオフィスでの作業環境がいかに快適だったかを実感しているようだ。54%の人が、会社は従業員のデスクワークに最適なオフィス環境を整えてくれていたと回答している。

在宅勤務ではいっぽう、自宅で終日ワークスペースを移動させながら働いていると回答した人が多数(37%)を占めた。ベッドで仕事をしていると回答した人は24%、自宅に仕事専用のスペースがあると回答した人は27%にとどまった。健康に良くない座り癖や一時的なワークスペースでの作業、横になりながらの作業などで腰を痛めた人が増加しており、回答者の76%が腰痛になったと回答している。    

[参考元]
THE ECONOMIC TIMES
Seven in 10 employees say their companies have offered complete work from home: Survey
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