インド政府、国産アプリの開発コンテストを実施

インド国産アプリ開発
【ムンバイ/ニューデリー】インド電気情報技術省は、インド政府系のシンクタンクNiti Aayog が主宰するAtal Innovation Missionと提携し、インド国産アプリの開発を促すコンテストを実施する。デジタルインディア・AatmaNirbhar Bharat(自立したインド)Appイノベーションチャレンジというこのコンテストは、インドの技術系起業家とスタートアップ企業を参加対象とし、既存アプリのプロモーションと新規アプリ開発という2つの部門を設ける。

ET紙は金曜日、インド政府がアプリ開発の一大イベントを実施すると報じた。様々なカテゴリにおいてインド企業が国産アプリを開発し、国内にアプリ開発のエコシステムを築くことで、それらのカテゴリで禁止された中国系アプリに置き換わるものを確立させることを目指す。Zoomの対抗馬となりうるビデオ対話アプリの開発をインド地場企業が成功させたことが、インド政府を後押しして本イベントが実現した。

政府の公式発表によると、土曜日に発表されたこのコンテストの第一部門では既存アプリが応募対象となっている。「すでに幅広く利用されており、該当カテゴリにおいて世界に通用する可能性を秘めた最良のインド国産アプリ」を選出するのが目的だ。

この部門では、オフィス生産性・在宅ワーク、ソーシャルネットワーキング、Eラーニング、エンターテイメント、健康・ウェルネス、ビジネス(アグリテックとフィンテックを含む)、ニュース、ゲームの合計8つのカテゴリにおいて審査が行われる。各カテゴリには複数のサブカテゴリがある。

それぞれの募集部門には民間企業および学界の専門家が審査員として任命され、応募作品を審査する。主な評価基準には、使いやすさ(UI/UX)、堅牢性、セキュリティ、スケーラビリティなどが含まれるという。

最終選考まで勝ち抜いたアプリには賞金が授与され、一般市民にも発表される。インド政府は、スケールアップするにふさわしいアプリを選定し、それらを政府調達のポータルサイト(GeM)にも掲載するという。  

コンテストは1カ月をかけて行われ、賞金や公式発表などのインセンティブを設ける。インド政府が目指すのは、インドの起業家やスタートアップが、世界中のインド市民に役立つ技術ソリューションを構想、育成、構築、拡大、そして維持することを奨励するエコシステムの確立だという。

インド政府は本コンテストの第一部門が終了した後、第二部門の募集を開始する。第二部門ではインドのスタートアップ・起業家・一般企業を対象に、新規アプリのアイデア、インキュベーション、デモアプリの開発、そしてアプリの公式リリースまでを後押しする。第二部門は長期間をかけて募集を行うという。    

[参考元]
THE ECONOMIC TIMES
Meity-NITI launches Digital India AatmaNirbhar Bharat App Innovation Challenge
「生活」記事一覧へ

関連記事