インドにおけるEコマース普及率、2024年までに11%と倍増

インド Eコマース
【バンガロール】インドにおけるEコマースの普及率は、2倍以上の11%近くに成長し 、990億ドル規模に達すると予想されている。ゴールドマンサックスによる世界のEコマース市場調査によると、インドにおけるEコマース業界の今後4年間の成長率は、アメリカ、中国、イギリス、ヨーロッパ、ブラジルといった主要経済国・地域の成長率を上回るという。

インドのEコマース市場は今年、18%以上の成長を記録すると予想されている。2021年と2022年の前年比成長率は、それぞれ33%と28%を超えると予想される。

国毎に比較すると、同期間の成長率は、アメリカが17%と19%であるのに対し、中国は今後2年間でおよそ11%である。確かに、アメリカと中国の市場ベースは大きく、小売市場全体におけるEコマースの普及率も高い。

インドを含むこれらの市場において、パンデミックがEコマースの成長と普及をさらに加速させている。インドにおけるEコマースの普及率が3%前後になるまでには10年を要したが、その後急速に5%まで拡大したと、フリップカートの初期の投資家の1社であるベンチャーキャピタル会社AccelのパートナーPrashant Prakash氏は、最近の業界セミナーで述べた。

これはアマゾンインディアとウォルマートが強気であることにも表れている。アマゾンは、インドに10億ドルの追加投資を約束し、ウォルマートは子会社のフリップカートに12億ドルを投資すると発表したばかりである。  

インドのEコマース分野で報告書が強調しているのは、生鮮食料品がEコマースを発展させている最大の分野であり、その規模は5年間で20倍に成長し、290億ドルに達すると予想される(現在は20億ドル以下)。スマートフォン、電子機器、大型家電のオンライン普及率は比較的高いが、アパレル、家電、ヘルスケア、パーソナルケアなどの分野では、中国などの国と比較して大きな成長の余地があるという。

ゴールドマンサックスのアナリストは、「このカテゴリーはここ数年、前年比50%以上の成長を続けているが、新型コロナウイルスの発生によるオンラインへの移行、そして最近のリライアンスの参入により、2019−2024年の年間成長率は81%に加速するだろう」 と述べている。

BigbasketとGrofersは昨年、オンライン生鮮食料市場で80%以上の市場シェアを保持していたが、リライアンス(傘下のジオマート)が2024年までに50%の市場シェアを勝ち取ると推定している。生鮮食料品のような大きな市場には、2社以上の大手企業が共存する余地があるという。    

[参考元]
THE TIMES OF INDIA
India's e-comm penetration will double to 11% by 2024: Goldman Sachs
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