働くインドの女性、10人中5人が在宅勤務でやる気の低下に直面:調査

働く女性
【バンガロール】インドの女性の10人中4人が、現在の在宅勤務の状況下で高いレベルの不安やストレスに直面していることがわかった。女性のための総合的なキャリア向上エコシステム、Pink Ladderが調査を実施した。  

「リモートワークと働く女性への影響」と題したこの調査は、ニューデリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、ハイデラバード、プネ、コルカタの女性250人を対象に実施された。  

調査によると、ワークライフバランスに合った勤務時間を上司が尊重してくれていると回答した女性は67%いるが、それでもかなりの割合の女性(33%)はそうでないと回答している。  

現在のパンデミックは男性に家事の負担を分かち合う機会を与えているが、管理職(ほとんどが男性)はこの点に配慮がなく、結果として女性が高いストレスを抱えている。  

また、女性は「ダブルワーク症候群」の被害者となっている。業務量の増加に加え、家庭での家事負担が増えていることが予想され、女性の精神的な健康状態に大きな影響を与えている。  

さらに、50%以上が在宅勤務の状況下におけるモチベーションの課題に直面している。パフォーマンスとモチベーションの低下により、調査対象となった女性の75%が、各作業にかかる時間がかえって増したと回答している。  

現在のビジネス状況では、雇用喪失の55%以上が女性に起こっている。その結果、女性はリスクを冒してまでワークライフバランスを訴えたくはないと考えている。  

「現在のパンデミックは、新しい視点で男女平等を見る機会を与えている。管理職は、女性従業員に対するバイアスを和らげる規則を策定することで、在宅勤務をより包括的なものにすることができる。硬直的な就業時間、管理職の柔軟性のなさ、そして包容力の欠如は、現在の女性にとって大きな課題となっている。在宅勤務をする女性が家庭で担っている様々な役割に対し、共感を育むよう男性管理職に指導すること、そして男性従業員が家庭内や職場でより協力的になるための感受性指導プログラムは、すぐに注目すべき2つの分野だ」 と、Pink Ladderの共同創設者であるKarthik Nagendra氏は述べる。  

同氏は、今この問題にうまく対処できなければ、労働力の大部分がキャリアパスから外れ、ジェンダーの多様性に向けた道程が何十年も後退する可能性があると付け加えた。    

[参考元]
THE ECONOMIC TIMES
Five in ten women facing motivational challenges in work-from-home scenario: Survey
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