在宅勤務中のインド 人は平均で通勤時間が約2時間節約されている

【ニューデリー】コワーキングスペース大手Awfisの調査によると、インド人労働者は平均で、在宅勤務により1ヶ月あたり5,520ルピー(約7950円)と、毎日1.47時間の移動時間を節約しているという。回答者の約74%が、コストと時間の大幅な節約につながるため、自宅や自宅近くのカフェでの在宅勤務を希望している。約20%が在宅勤務で月に5,000~10,000ルピー(約7200~14400円)を節約しており、19%が10,000ルピー(約14400円)以上節約している。また、回答者の40%が1時間未満で通勤している。

同社の創設者でCEOのAmit Ramani氏は、「節約された時間は年間44日分の労働時間に相当する」と述べた。年間約44日の就業日数の増加は、100人の従業員を抱える企業にとって、追加コストなしで18日(フルタイム相当)が追加されることを意味する。フルタイム相当とは、従業員が1日に働く時間数を指し、1日当たり約8時間の労働に換算される。
この調査はインドの7都市で2か月間(2020年6月~7月)実施され、さまざまな業種の1000名の従業員のデータをもとに分析を行われた。この調査によると、労働力の75%以上が時間を効率的に管理できている。これにより、従業員への説明責任が強化され、従業員は上司からより高い信頼を得るようになった。

しかし、在宅勤務にはさまざまな課題が存在する。在宅勤務中の最大の課題として、回答者の約27%が孤独、23%がワークライフバランスを挙げている。技術的な課題に直面している企業の割合はまだ低いが、リモートワークの時代の到来が避けられない状況になっているため、採用は急激に増加している。「人々は生産性を犠牲にすることなく在宅勤務が可能であることを認識している。5年後には、より多くの人々が自宅または自宅の近くで働くようになると予想される。新型コロナウイルスはこれらの動きを後押ししている。」と同氏は述べた。同調査では、従業員の43%がリモートワークでは仕事と生活のバランスを保つことができないと報告している。「家庭と仕事の境界線があいまいになってきた今、企業は長期的にリモートワークを持続可能なものにするために、両者の明確な境界を示す方針を策定する必要がある」としている。

[参考元]
THE ECONOMIC TIMES
Average Indian saving almost two hours of commute time while working from home: Survey

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