FMCG企業がオンライン限定製品を発売

【ニューデリー】新型コロナウイルスによるロックダウンをきっかけに、ダバール、ITC、モンデリーズ・インターナショナル、MaricoといったFMCG企業数社は、eコマースプラットフォームを利用して、従来の小売店で販売する前に製品を発売している。

その結果、FMCGの販売におけるeコマースのシェアは増加しているが、マーケティング担当者によると、オンラインのみ、あるいはオンライン優先の戦略は、オフラインショップではあまり注目を得られないかもしれないニッチなブランドやプレミアムブランドにとってはうまく機能するという。市場調査会社ニールセンのデータによると、インドではeコマースがFMCGの全売上の3%を占めているが、最も急速に成長しているチャネルであり、4-6月期(1月、2月、5月)は56%、6月は38%の成長になっている。

例えば、国産FMCG大手のダバールは、アーユルヴェーダのベビーケア製品を発売したが、これはeコマースプラットフォームでのみ販売される。Maricoのような他の企業も、オンライン販売を目的とした製品も発表している。

最近のAmazon プライムデーセールでは、100個のブランドが最初にオンラインで数千の商品を発売した。「eコマース事業はすでに倍増している」と、ダバールのCEOであるMohit Malhotra氏は述べており、「2020年度4-6月期期だけで、当社のeコマース事業は、基本四半期と比較して約3.5倍に成長し、現在、2019年度4-6月期の1.5%と比較して5.6%と顕著に現れている」と付け加えた。

タバコからビスケットまでのコングロマリット企業であるITCの会長兼MDであるSanjiv Puri氏は、コルカタに本社を置く同社のeコマース売上高は100%の成長しており、2019年にはわずか2%だったのに対し、現在は売上全体の4%以上を占めていると述べた。Maricoのような他の企業も同様の現象を経験している。2020年3月以来、同社はVeggie Clean、KeepSafeパーソナルケア製品群、Protectスプレー消毒剤などの新製品を発表しており、これらはすべてモダントレードと共にeコマースプラットフォームで広く利用可能である。

「当社は一貫してeコマースを成長チャネルとして重視しており、20年度には43%の成長を遂げた。4-6月期には、eコマースは37%の成長を遂げている。これは、eコマースチャネルがさらに急速に成長したためだ」と、Marico Indiaの広報担当者はTOIに述べた。

キャドバリー・デイリーミルクとオレオクッキーのメーカーであるモンデリーズ・インターナショナルは、従来のチャネルを通じて発売される前にGrofersで初披露された、キャドベリーチョコベークスのチョコレートケーキを発売している。「我々は、AmazonやGrofersなどのオンラインプラットフォームとの長年の関係を活用することで、製品発売の性質を変え、デジタルファーストでの多数の販売を通して、私たちの販売経路をさらに強固なものにしてきた」 と、同社のセールスディレクターであるParveen Dalal氏は述べた。

Amazon、Flipkart、Grofers、BigBasketなどのeコマースプラットフォームにとって、これはニッチな製品を探している顧客にとって、より広い販売網になっている。「ここ数年、売り手とブランドは、新製品を発売するために、リーチ、全国的な顧客基盤、フルフィルメント基盤を活用してきた。我々の焦点は販売者が販売し、成長を加速させることにある」と、Amazon Indiaでカテゴリ管理ディレクターを務めるSaurabh Srivastava氏は述べた。


[参考元]
THE TIMES OF INDIA
FMCG companies launch online only products

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