ホリデーシーズンのEコマースの販売は電子機器が地方部で好調な売り出し

【バンガロール】市場調査会社Forresterの上級幹部とアナリストによると、Eコマースプラットフォームでのホリデーシーズンの販売は、今年のシーズンの記録的な販売数予測に沿って、最初の48時間の販売トレンドで好調なスタートを切ったという。これまでのところ、スマートフォンやその他の電子機器が販売台数の大半を占めているが、家電、家庭用品、食料品などのカテゴリーも今後数日のうちに販売の軌道に乗ると予想されている。FlipkartとAmazon Indiaでは、ほとんどの新規購入者が地方部から来ており、これらの購入を行うためにEMIのような消費者金融製品を幅広く利用している。
Amazon Indiaの副社長であるManish Tiwary氏によると、同社は24時間のプライムタイムセールの間に、無料のEMIを含む60億ルピー(約86億円)のクレジットを分配したという。これは前年の2.5倍の額だ。Flipkartはこれまでのところ、融資オプションを通じて顧客1人あたりの支出を1.5倍に増やしている。
Forresterの上級予測アナリストであるSatish Meena氏は、「月間売上の75%が最初の1週間で売り上げられると予想している。売り上げの大部分を占めるスマートフォン、テレビ、コンピューター、小型電子機器などが好調に推移している。食料品の売上は、ホリデーシーズンの盛り上がりとともに回復するだろう。ファッションは予想通りに推移しているが、価格は下落しており、昨年と比べてそれほどの成長は期待されていない」と述べた。同社は、ホリデーシーズンの月間売上高を65億ドル(約6852億円)と見積もっており、TOIが先月報告したように別の調査会社RedSeerも、70億ドル(約7379億円)と見積もっている。
Eコマース企業は7月ごろに新型コロナウイルス以前の規模を超えたが、これらのプラットフォームではオフラインユーザーがオンラインに移行したり、Tier2の街やそれ以外の地域から新規ユーザーが加わったりすることで、引き続き普及が進んでいる。「最初の48時間は、2日間の買い物としては過去最大で、計画を大きく上回っている。顧客獲得に関しては、2日間で過去最高の注文数があり、91%は小さな街からのものだった。少なくとも1回の販売を受けた10万人以上の注文のうち、66%はTier 2以下の注文だ」と同氏は付け加えた。AmazonとFlipkartの両社も、今回は地方部の注文が増加していると述べている。
[参考元]
THE TIMES OF INDIA
Festive e-sales get electronics, non- metro push