デリー地区第2の空港建設計画も進む「ノイダ」地域。大型マンションも続々登場!
皆さんは「ノイダ」、もしくは「グレーターノイダ」と呼ばれる地域を知っているだろうか。首都デリーの隣の州に当たる、ウッタル・プラデーシュ州にある地域の名前だ。
特にノイダは、デリーに近接している便利な土地とあって、日系企業のオフィスや工場も多く集積している。デリーから見て、ノイダの奥に位置するグレーターノイダでも、同様だ。私たちになじみのある企業名でいうと、ホンダやヤマハ発動機などの二輪車メーカー、コベルコ建機などが挙げられる。日系以外にも製造業の拠点が多く集積する、いわゆる工業地域だ。
では、なぜ工業地域と不動産が結びつくのだろうか。ここでは、ノイダの近未来についてご紹介する。
ベッドタウン、不動産投資で注目が集まる「ノイダ」地域
ここでは特に、考えられる2つの理由をご紹介したい。
まず1つ目が、立地の良さだ。これはデリー近郊都市の一つ、グルグラム(グルガオン)地域と同じことが言えるのだが、首都であるデリーに近接している地域であるため、ベッドタウンとしての需要が増えているのだ。
この理由の1つとして、デリーとノイダ地域を結ぶ主要道路が整備され、ノイダがデリー地区への通勤圏内となったことが挙げられる。また、デリーには、これから不動産開発を行えるような大きな土地はあまりないが、ノイダ地域にはまだまだ広大な土地が残っている。つまり、開発余地があるのだ。
まず1つ目が、立地の良さだ。これはデリー近郊都市の一つ、グルグラム(グルガオン)地域と同じことが言えるのだが、首都であるデリーに近接している地域であるため、ベッドタウンとしての需要が増えているのだ。
この理由の1つとして、デリーとノイダ地域を結ぶ主要道路が整備され、ノイダがデリー地区への通勤圏内となったことが挙げられる。また、デリーには、これから不動産開発を行えるような大きな土地はあまりないが、ノイダ地域にはまだまだ広大な土地が残っている。つまり、開発余地があるのだ。
2つ目の理由は、インド政府が進めている、ノイダ地域での新しい空港建設計画だ。2018年5月末には、ノイダ、グレーターノイダのあるウッタルプラデシュ州政府が、グレーターノイダに新設する国際空港の開発促進に向け、実施主体のヤムナ高速道路産業開発局(YEIDA)、ノイダ・グレーターノイダ産業開発公社と覚書(MOU)を締結し、建設に向けて着実に動き出している。
これに伴い、これまでは荒野だった建設予定地のほか、その周辺地域の地価も上がってきている。空港ができれば、同地域周辺の利便性はぐっと高まる。おのずと、土地の価値も上がるだろう。それを見越した不動産開発、不動産投資も増えているというわけだ。
これに伴い、これまでは荒野だった建設予定地のほか、その周辺地域の地価も上がってきている。空港ができれば、同地域周辺の利便性はぐっと高まる。おのずと、土地の価値も上がるだろう。それを見越した不動産開発、不動産投資も増えているというわけだ。